働き方にこだわりあり

待遇は?交通手段は?理想の働き方を叶えたい介護士さんへ

駅近以外の介護施設のメリットを検討しよう

介護施設に勤める際は、職場の場所を考えることが重要です。可能なら、駅近で交通の便が良い立地の介護施設を選びたいと考えるのは当然でしょう。しかしながら、電車などの公共交通機関を利用して通える介護施設を探すことは容易ではありません。駅近の介護施設は勤務場所として人気が高く、応募してもなかなか採用してもらえないのです。また、通所施設であれば、夜勤がないので駅近の職場の通勤手段に困ることはありませんが、交代制の入居施設の場合は、深夜勤もあり、終電以降始発前の通勤方法も確保しなければなりません。駅近だからといって、通いやすいとは断定できないのです。

新規開設の職場なら、採用のチャンスがあります。新規開設の職場で創設メンバーとして働くことは魅力的ではあるものの、駅近に新設される介護施設を見つけることは難しいでしょう。介護施設を新規に建設する際は、付近住民の反対運動が起きることがあり、やむを得ず住宅地から遠い場所に設置するケースも少なくないからです。もっとも、公共交通の便が悪くても、車の通勤が認められ、敷地内に職員用の駐車場があって、ガソリン代や高速道路の利用料を出してくれる職場なら、検討する価値があるでしょう。

交通の便が悪く、就職希望者から敬遠されやすい介護現場は、スタッフを集めるために、他の施設より待遇を改善している所も珍しくありません。一概に、駅近の職場が好ましく、交通の便が悪い介護施設が望ましくないとは言えないのです。公共交通の便だけでなく、その他の処遇や手当について勘案し、総合的に判断して勤務先を選びましょう。それでも「駅近で交通の便が良いところで働きたい!」という方は、こちらのサイト(http://ekichika-kaigo.com)を参考にすると良いかもしれません。